今回はシス単とターゲット1900はどちらがいいのかを両方使った筆者が解説しようと思います!
シス単とターゲット1900はどっちがいいの?結論、「志望校によります!」
この後の説明で解説しているのですが、シス単とターゲット1900には若干の違いがあります。
その違いを知ったうえでどちらを使うかを決めてみてください。
シス単とターゲット1900はどちらの方がレベルが高いのか?
これは、ターゲット1900の方がレベルが高いです。
というのも難単語が出ることで有名な早稲田大学の過去問にターゲット1900にしか載っていない単語がかなり出てくるからです。
例えば、ターゲット1900に載っていてシス単に乗っていない早稲田大学の過去問に実際に出題された難単語としては、preliminary(予備の、準備の)、abortion(妊娠中絶)などがあります。
このことからターゲット1900の方がレベルが高いです。
これらの単語は出題頻度としては高くないのですが、特にabortionは名詞なので知らないと内容を理解するのが難しくなります。
preliminaryのように形容詞だと分からなくても多少は何とかなりますが、名詞はそうはいきません。
なので確実に覚えておきたいところです。
※補足 preliminaryは早稲田大学 文学部の大問1の空所補充問題で出題されていました。
このことからわかるようにもしあなたが難関大学でかつ難単語が出題される大学を目指しているのであれば間違いなくターゲット1900の方がおすすめです。
ただ当然のことながら、どちらの単語帳にも乗っていない単語があります。
単語はいくら知っていても困ることはないのでもしできるのであれば、シス単とターゲット1900を両方買い、まずどちらか一方始めやすい方から始め、
完ぺきに覚えた後にもう一方でかぶってない単語だけにチェックを入れ、その単語だけを覚えましょう。
こうすることで単語帳を1冊しかやっていない人に差をつけることができます。
ただこれは、あくまでも時間がある人に限りますので参考程度に考えておいてください。
レベルの高さにおいてはシス単<ターゲット1900になります。
どちらの方が覚えやすいのか?
まずシス単とターゲット1900の特徴の違いをご覧ください。
以上のような特徴があります。
日本語訳を覚えるという点では、例文が簡単なほうが覚えやすいと思うのでこの点はシス単の方が良いと思います。
また、シス単は強制的にたくさんの意味を覚えさせられるため、語彙力が高まり正確に文章を読めるようになります。
ただ、逆にターゲット1900はシンプルで覚えることが少ないため効率的。
覚えやすさはどちらにもよい点があるため
単語を深く学びたいと思う人はシス単、サクサク覚えたいという人はターゲット1900がおすすめです。
どちらのほうが掲載数が多いのか?
シス単の方がターゲット1900よりも掲載数が多いです。シス単は2200語弱でターゲットは1900語ですので大体300語弱の差があります。
なので先ほど示したように、シス単の方が単語数が多いため、ターゲット1900より語彙力がつき文章を正確に読めるようになります。
掲載数が多いのはターゲット1900<シス単になります。
結局どっちがおすすめなの?
ここまでで、どちらがレベルが高いのか、覚えやすいのか、掲載数が多いのかを見てきましたが、
最終的には志望する大学によっておすすめは変わってきます。
例えばmarchレベルを目指している方であればシス単の方がおすすめです。なぜなら語彙レベルが早慶ほど高くはないからです。難単語は出題頻度が高くないためコスパが悪いです。
逆に早慶レベルを目指している方であればターゲット1900の方がおすすめです。早慶は語彙レベルが非常に高いため、いかに難単語を知っているかどうかが合否をわけるからです。
正直なところターゲット1900をやったからといって早慶レベルの難単語をすべてカバーすることはできません。
どうしても早慶レベルになってくると、どんなに難しい単語帳を使ったとしても必ずわからない単語が出てくるので、どうにもしようがありません。
それでも少しでも難単語を覚えライバルと差をつけたいのならば、ターゲットに載っている難単語を覚えるのが良いのではないのかなと思います。
よって、「志望大学のレベルによっておすすめは変わってくる。」になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少しでも参考になったら幸いです。