【大学受験】英単語って覚える意味あるの?結論「英語学習の中で最もコスパが高いです!」

単語の重要性

今回は英単語を覚える意味について解説します。


大学受験の英語において英単語を覚えることは必須といっても過言ではないです。


英単語を覚えるのは面倒くさかったり、


覚えるのに時間がかかりやる気がなくなったりといろいろな覚えたくない理由があると思います。


しかし今回はいかに単語を覚えることが重要なのかをできる限りわかりやすく説明し、


そして身をもってその重要さを知っていただこうと思います!

この記事でわかること
  • 英単語を覚える重要性
  • 英単語のコスパの高さ

英単語を覚える重要性

英単語を知らないといかに内容が分からなくなるかということをまずは知っていただくために1つ例を示しました。

問1 According to paragraph (1), what do psychologists say about friendships?

  1. They are frequently compared to one’s possessions.
  2. They are imppossible to fix when they become unstable.
  3. They can lead us to have conflicts with our acquaintances.
  4. They help us know about ourselves but can have problems.
2017年度 センター試験 本試験 第6問 問1

こちらは現在は廃止されてしまったセンター試験の問題を抜粋したものになります。


本文を載せていないのでこの問題の回答を導くことはできませんが、重要なのはそこではありません。


この問題からいかに単語を覚えることが重要なのかが理解できます。


※補足
この問題のパラグラフ1には「友情が私たち自身のより良い理解をもたらすが、知人や親友との間に対立を生むかもしれない」と述べられています。そのため正解は4番になります。

注目していただきたいのは「1.They are frequently compared to one’s possessions.」この文章になります。


この文章はいわゆる語法、派生語と呼ばれるものを覚えていないと分からないと思います。


ではここで一つ問題です!

Question
  1. 「compare(d)」と「possession(s)」の意味
  2. 「compare」の語法を2つ
  3. 「possession」の動詞形

上記を考てみてくさだい。すべて答えることができた方はライバルと差がついていますよ!


それでは正解です。

Answer
  1. 「compare(d)」→「~を比較する、たとえる」、「possession(s)」→「所有物」
  2. 「compare A with B」と「compare A to B」
  3. 「possess」

先ほどの文章における「compare(d)」の意味は「~をたとえる」という意味で使われています。


そして「possession(s)」の意味は「所有物」になります。


つまり「1.They are frequently compared to one’s possessions.」この文章は直訳すると


「それら(friendships)はしばしば人の所有物にたとえられる。」となります。


あなたは答えることができましたか?


そして「compare」の語法2つは「compare A with B」、「compare A to B」で、


「possession」の動詞形は「possess」になります。


「compare A with B」の意味は「AをBと比較する」で


「compare A to B」は「1.AをBにたとえる 2.AをBと比較する」になります。


実は「AをBと比較する」という意味はどちらの形にもあります。


そして「possession」の動詞形は「possess」になります。


意味は「~を持っている」という意味になります。

いかがだったでしょうか?


このように単語を暗記していないと文章の意味を正確に把握することができなくなり、


いくら本文を正確に読めたとしても、設問にわからない単語ができてしまったら


せっかく本文は読めたのに「設問にある単語が分からないがために答えを出せない!」ということになってしまいます。

そうならないためにも単語の暗記を徹底的に行っていきましょう!


暗記は一朝一夕では身につかない上に、


英単語の暗記となるとどのレベルまで暗記できれば暗記したとえいるのかという定義を自分の中に確立していないと暗記したつもりになっているだけで使いものになりません。

英単語の暗記は最もコスパが高い!

先ほど実際の問題でいかに単語を覚えることが重要なのかを少しは理解することができたでしょうか?


さらにその重要さを理解してもらうために覚えていただきたいのが英単語の暗記のコスパの高さです。


英語学習には単語、熟語、文法、英文解釈、長文演習がありますが、


そのなかで最も偏差値をあげてくれるものが実は単語なのです。


例えば偏差値が30台の方が単語帳を1冊完ぺきにしたとします。


そうすると偏差値は50台まで上げることができます。つまり20以上も上げてくれるのです。


ここに文法、英文解釈、熟語も加わると偏差値が70を超えます。


しかしこれらを学習したとしても偏差値はせいぜい10くらいしか上がりません。


どうでしょうか?いかに単語が重要であるのかを理解できましたでしょうか?

まとめ

今回は英単語を覚える意味について解説しました。


この記事を読んでくれた方が少しでも英単語を覚えることの重要性を知ってくれたらありがたいです。


私自身も実際に体感して分かったのですが、英単語の暗記はとてつもない威力を発揮します。


一度覚えてしまえば偏差値が下がることはほとんどなくどんどん自分の実力が高くなっていきます。


また、英文の難易度が上がるにつれどこが分からないのかを自分で分析していた際に気づいたのが単語だったのです。


レベルが上がれば上がるほど単語が難しくなり単語が分からないために文章の意味が理解できなかったのです。


英語は特に受験英語においては知識ゲーなのです。


以下に多くの知識を持っているかが合否を分けます。単語の知識、文法の知識この辺りの知識が受験英語においてはものを言います。


早い段階でこれらの知識を盤石なものにしておくことがライバルと差をつける最も効果的な方法です。

ここまでご覧いただきありがとうございました。